2014年5月7日水曜日

雲南ブランドサイトリニューアルのお知らせ

ブランドサイトリニューアルに伴い地域自主組織BLOGにつきましても変更となりました。
お気に入り等にご登録頂いている方はお手数ですが、以下のアドレスを再登録して下さい。


リニューアル雲南ブランドサイト
http://co-unnan.jp/project_comu.php?comuid=139




2014年3月25日火曜日

第1回深野城山登山

 念願の深野城山登山、第一回目を3月16日(日)に開催することが出来ました。以前は登ることが出来ていた道が、近年は誰も登ることがなく、崩れてしまっていました。小学校の先生からも是非登りたい、子どもに登らせたい!との声があり、環境部会長さんに話をし、何年もかかって少しずつ有志を集めては整備作業を行ってきました。そして、やっと学び合い部会と一般の地域の皆さんに募集を募り登ることが出来ました。登山道はいろいろ登る道があったようですが、その一つを整備しており、まだまだ難所はあります。
昔は昔は深野から土井へ抜ける街道だったようで、土井へ降りる分かれ道には、道中の安全を守る「才の神」さんがひっそりたたずんでいます。
 山頂は、以前の整備で木を切り開いてあり、作られたベンチや、旗も立てられ、下から眺めても位置を確認することが出来るようになりました。眺めもなかなかいいです。小学校がはっきりと見えます。
 今回登った皆さんで記念撮影をしました。
 下山も大変。杖を持ってゆっくりです。
  ふと、何名かが、土井へ降りる道を降りてみようと歩き始めると、以下全員後からついて降りました。生い茂っていましたが、道はしっかりとありました。なかなかのアドベンチャ~。楽しかったようです。
  堀江市議さんのご案内で土井井堰を見て帰りました。とても有意義な登山でした。
 今後も、登山道の整備に合わせて地域のことを学ぶ機会を増やし、後世に伝えていく活動を頑張っていかないといけないなと思いました。










2014年3月19日水曜日

深野神楽こども教室発表会&閉講式

 
2月15日に、深野神楽こども教室の今年の集大成の発表会を開催しました。6年生4人にとっては最後の発表会でした。
 ゲストに迎える予定の田井保育所の神楽でしたが、体調不良の子が多く急きょ取りやめました。可愛い神楽がないとやはりさみしいですね。

 

 まずは舞座と一般観覧者を払い清める「清目」の舞です。







 

 続いて、3,4,5年生による「五行」の舞です。
 卒業していく先輩たちの後を引き継ごうと頑張って、先行き頼もしい舞でした。



 続いては、笛教室生1年生から6年生の発表です。神楽笛は場面によって吹分けられ、その説明付きで見ている方たらも「わかりやすくてよかった」と言っていただきました。その後は、童謡や民謡を吹きました。



 4,5,6年生の「五行」
これは、見ている人たちがまるで大人だと思うほど迫力のある舞を見せてくれました。






 そして、今回の初めて大田市からお呼びしたゲスト「土江子ども神楽団」の「金山姫銀山勧請」(かなやまひめぎんざんかんじょう)という創作舞です。深野の子どもたちとは一緒に合宿をしたり、笛発表会に読んでいただいたり交流が続いています。http://unnan40.blogspot.jp/2014/01/blog-post_21.html

 最後は、ずっと頑張って舞ってきた「八俣大蛇」です。まさに集大成の舞でした。中学校の総合学習の神楽もぜひ続けてやってほしいです。





 全員が並んで、一人ひとり感想発表をしっかりと言えました。








 3月15日(土)は教室の閉講式でした。
 
 一人ひとり感想発表をしました。最後になる6年生があいさつすると、指導者の皆さんも涙を浮かべる場面も・・・。ずっと一緒に頑張ってきましたからね。
「中学校でも神楽を続けるので・・・」という力強い言葉を言ってくれました。
 
 保護者の皆さんからも一言ずつ感想を言っていただきました。
 
 
 
 
 
 
 指導者の皆さんも、それぞれの思いを語られました。とてもいい閉講式でした。
 
 
 
 
 
 
 最後に、子どもたちから指導者の方に感謝の思いを込めて贈り物でした。
 
 
 
 
 
 
 
 閉講式後は、子どもたちの慰労会。シージャックにて会食でした。満腹、満喫したようです。
 
 
 
 
 
 
 
 来年度も先輩から受け継いで頑張っていこうね!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 













2014年2月7日金曜日

囲炉裏体験




 2月3日(月)曽木地区の「がま工房」で「囲炉裏体験」をしました。
毎年、田井小学校の1,2年生が福祉部会のスタッフと曽木のサロンの皆さんと一緒に節分の行事に合わせて行います。
 
 自在鍵につられた鉄の鍋で豆を煎ります。去年も体験している2年生が、豆を煎る時に歌う「豆煎り歌」を覚えていて、歌いながら曽木のサロンのおばあさんが豆を煎ります。
 「いろや~ いろや~ 鬼の豆いろや~ 鬼の居ぬ間に 豆いってたもや~♪」煎り終わると、それぞれ作ってきた可愛い豆入れに豆を入れてもらいました。後から神社で豆まきをします。
 この後、囲炉裏で焼いたお餅の入ったぜんざいを食べます。ぜんざいができる間、センター長さんに昔の話をしてもらいました。昔どんなことをして遊んでいたかとか、学校はどんなだったとか、1,2年生も「へ~」と言いながら質問して、真剣に聞き入っていました。
 
 「がま工房」にある昔の道具も見せてもらいました。
(みの)は、藁(わら)を編んで作られた雨具で「こうやってつけるんだよ。」と下半身を覆うような短い腰蓑(こしみの)とと一緒につけて見せてもらいました。隣にあるのは、がまで編む機械です。

 ぜんざいが出来上がると、曽木の集会所で一緒に食べました。とっても美味しかったです。








 その後は、サロンの皆さん、スタッフと一緒に吉田のかるたでカルタ取りをしました。「はい!って言って取るんだよ~」「あ~!!忘れてた!!」楽しく出来ました。




 そして、丸い輪になって、大きい風船で遊びました。「きゃー!!」「きゃー!!」と賑やか声が響きました。
 皆さん、童心に帰って遊べました。




 子どもたちから、お礼の歌を歌ってもらいました。「田井っ子の歌 ~秋・冬編~」でした。・・・神社の祭り、子ども神楽、囲炉裏体験・・・田井ならではの歌詞が歌われています。ぴったりの歌でした。
 「アンコール!!」言われて急きょアカペラで歌ったのは田井小学の校歌。皆さんも懐かし口ずさんでおられました。

 この間に、近くのお宮「山神神社(やまのかみじんじゃ)」では、鬼さんが準備万端、子どもたちを驚かそうと待ち構えていました。雨が降るのにご苦労様です。
 もう一つ大き面いの鬼が待機しています。


 神社の宮司さんのお話を聞いて、一緒に拝みます。







  そして、お囃子の中を「鬼は~外!」って豆を巻くと・・・鬼が現れました。「きゃー!!!」一斉に子たちは逃げ出します(笑)
 「豆を投げなきゃ!!」体制を立て直して豆を投げつけますが・・・逃げ回って女の子たちは大泣きでした。



 最後は福の神様がお宮から現れて「田井小学校の良い子のみんなに福を与えましょう」と鈴でお祓いをしてくださいました。










 



泣き笑いの記念撮影です。






 毎年続いているこの行事ですが、曽木地区の皆さんも、「賑やかな子どもたちに元気をもらいました。」と、とても喜んでおられました。
 1,2年生の時のこの体験は、子どもたちはいつまでも覚えているようです。囲炉裏体験は、心も体も温まるります。田井地区の方々の暖かい心が伝わる、いつまでも続けていきたい行事です。






2014年1月21日火曜日

笛教室生、和楽器コンサートに出演


 1月18日(土)大田市で和楽器コンサート「春を呼ぶ調べ」が開催され、深野神楽こども教室の笛教室生も演奏を発表させていただきました。
 出演のきっかけは、大田市の土江子ども神楽団と深野神楽こども教室の交流からです。
 土江子ども神楽団の子どもたちは、長久篠笛教室で笛を吹いていて、その発表会を毎年開催しておられます。
 そのご縁からお声がけしていただき、発表となりました。
 
 
 会場である大田市民会館に着くと、子どもたちはさっそく自分たちで練習していました。笛教室生が普段吹いているのは神楽笛と言って、ドレミの音階ではない笛です。覚えやすくするために、ドレミの音階に直して覚えます。神楽笛で普通の曲を吹くのは非常に難しいのですが、ファとシの音がない童謡などは吹きやすく、「紅葉」や「ふるさと」などを普段から練習していました。
 
  リハーサルです。今回吹くのは神楽笛の3曲と、「ふるさと」「もののけ姫」「涙そうそう」です。ちょっと緊張気味かな~。
 まずは神楽笛。胴、太鼓、合調子も加わります。吹きなれている神楽笛からで緊張も落ち着いたかな?2回ほど通して30分のリハーサルでした。
 それが終わると、今回のゲストの篠笛奏者「こと」さんのリハーサル。きれいな音色と指使いに見とれる子どもたちでした。
 そして、長久篠笛教室の子どもたちにまじって、今回初めて吹く篠笛で「ふるさと」と合奏します。
 篠笛は神楽笛とは指使いが違います。
 合奏が決まってから、田井小学校にあった篠笛を借りて一週間で覚えて、本番は楽譜なしでの演奏だったので、よく頑張ったなぁと思いました。

 

 
 
 
 午後6時。本番が始まりました。最初は、土江子ども神楽団の神祇太鼓。中学生が舞います。


舞はなく囃子(大太鼓と小太鼓、手拍子、笛)だけで演じる神楽の中でも珍しいもので、新調した太鼓と古い太鼓のたたき比べをする太鼓開きの時などにも演じられます。
神楽歌を唄いながら東西南北の位置で太鼓をたたきながら4名の叩き手が演じます。

続いて神楽笛です。笛教室生は後ろでスタンバイしながら、リズムを取りながら聞いていました。










笛教室生の出番です。
ちょっと緊張している様子でしたが、落ち着いて演奏できました。








その後は、長久篠笛教室の皆さんの篠笛の発表でした。一人一人のソロを小学校1年生から上手に吹いていて感心しました。笛教室生にも、いい刺激になったことでしょう。







続いては大人の篠笛や、尺八と琴の演奏がありました。













最後は篠笛奏者の「こと」さんの演奏でした。5歳の頃から広島の苅屋形神楽団で神楽笛を吹いたり、小中学校ではフルートを吹いておられます。篠笛奏者として独学でスタート。海外でも演奏しておられます。




  スタジオジブリ・高畑 勲 監督作品「かぐや姫の物語」の主題歌「いのちの記憶」を歌う二階堂和美による、11月20日発売の新作アルバム『ジブリと私とかぐや姫』でも、2曲演奏しておられますので聞いてみて下さい。




最後はいよいよ「こと」さんとの「ふるさと」の合奏です。気持ちを合わせて頑張って吹けました。7人全員で参加することが出来て本当に良かったです。



  コンサートが終わり、ステージで全員そろって記念撮影をしました。とってもいい記念となり、いい刺激になったと思います。

 







2月23日には、田井交流センタにーおいて、深野神楽こども教室発表会を開催します。土江子ども神楽団をゲストに迎えます。こうして交流させていただき、神楽の仲間が出来ている事はとってもいいことだと思います。
みなさん是非、伝統芸のを受け継いで頑張っている子どもたちの雄姿を見に来て下さい。笛教室の発表も、当日見ていただけますよ。